新刊『 その日の、あかり 』9月29日 発売決定!
こんにちは。
東京は猛暑がぶり返していて、それに気づかないふりをして出かけたら熱中症になってしまいました。みなさんもどうかお気をつけて。
突然ですが、新刊の発売が決定しました!
昨年までせっせと日記本を作り続けていたわたしですが、今回ははじめて自由律俳句集を作りました。
唐突に俳句とか言われても、って感じですよね。でもわたしにとってはずっとやってみたかったことで、ある意味これがいまのわたしにとっての日記だなぁと思いながら本の製作を進めていました。
いつもギリギリで生きていますが、今回は2度もサンプルを出し、ひとりで完成させました。
新刊『その日の、あかり』と、発行によせて書いたテキストです。
**************************
人からどう思われるかを気にしすぎてエッセイが自由に書けなくなり、日記なら書けるかもしれないと思って作ったのが日記のZINEでした。
こう思ってもらいたいとか、そういう意図を全部とっぱらって、あれこれ残したいことを際限なく書くおもしろさを知りました。これを続けるのもいいかもしれないと思いつつ、じわじわと、どこかで違うことをやってみたい気持ちが出てきました。
言葉を尽くしてその日を書き留める楽しさを日記を本にすることで知れたので、その逆をやってみようかと。たった一行、一句だけで想像が広がる自由律俳句によって、その日の出来事を書き留めるのもいいなと思いはじめました。
決められた枠に収める美学に惹かれつつ、これまで今までもその枠におさめることよりものびのびやる方が楽しかったじゃないかと気づき、文字数の縛りも、季語を入れるなどのルールもない自由律俳句をつくって本にしようと思いました。
あらかじめ散歩のルートを決めたくない、縛られると逃げたくなるあまのじゃくなわたしにはぴったりな気がしています。
今回は少部数生産のため、まずは、9月29日(日)に荒川区の尾久で開催される「尾久、はじまりの本市」でのイベントでの手売りから販売スタートします。その後、かもめと街のオンラインショップでお取り扱いの予定です。価格や特典なども考えているので、SNSや次のニュースレターでお知らせしますね。
「尾久、はじまりの本市」は、以前からの友人である櫻井朝子さんが今年になって間借り本屋「KAZENONE BOOK」をはじめ、そこからご自身でも本のイベントを立ち上げて街を盛り上げようと立ち上げたイベント。
初回の出店に誘っていただいたので、せっかくなら!と重い腰を上げ、新しい本を作りました。
出店者の方々は、KAZENONE BOOKさんのほか、千葉で本屋や古本市をされていたkamebooksさんや絵本の移動本屋さんもいれば、出版社で働く二人組だったりとさまざま。他の出店者さんがどんな本を持って来られるかもとても楽しみです。会場にはカフェもあるとのこと!
会場へのアクセスは、都電荒川線の宮ノ前駅からどうぞ。東京メトロ日比谷線の三ノ輪駅から乗り換えて都電で向かうと、ちょっとした旅気分が味わえて楽しいかも。ぜひ遊びに来てくださいね!
<「尾久、はじまりの本市」 イベント概要>
日時:9月29日(日)11:00-16:00
主催:「KAZENONE BOOK」
会場:荒川区西尾久 ARAKAWA ii VILLAGE(Googleマップ)
※入場無料
*************
ようやく今年初の新刊ができました。
いつも本を手に取ってくれているみなさんに、久しぶりに会えたらいいなと思っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
発行人:チヒロ(かもめと街)
すでに登録済みの方は こちら